2012年01月17日

お客と愛人関係をもつお店の話

ては、お客と愛人関係の相思相愛状態になる

ふらちなお店の話をする前に、ちょっと商売の

硬めな話を聞いてください。

 お客と愛人関係をもつお店の話

「こんな可愛らしいお店を始めました」

「お店をこのようにリニューアルしました」


あなたの家のポストや新聞の折込にも

こうしたキャッチフレーズのチラシが

入っていることが多いのではと思います。


お店の経営者の方や宣伝担当の方も

こうしてポスティングチラシをマネて

自分のお店のチラシを作っているようです。


しかし、、、


こうしたポスティングチラシだけの販促では

その効果が「一過性」のものとなってしまう

ということがほとんどです。


まれに、マーケティングがしっかりしている

お店では効果を維持させられますが・・・


そういうケースは「稀(まれ)」です。


今までもお話ししてきましたが


極端に言いますが、ただ集めるだけなら


「開店記念セール、全品半額!」

「リニューアルキャンペーン、○○○円で飲み放題」


といった特典をつけるだけでいいと思います。


私がよく使う近所の紳士服のお店も

改装した当時は毎週のようにこうした

キャンペーンをやっていました。


その時は、ものすごい人、人、人で

繁盛してるなぁ~という感じでした。


まあ、はたからはそう見えていたと思います。


しかし、半年もたたないうち、それも日曜日に

足を運んでみると、どうでしょう・・・


日曜日の午後にも関わらず、閑散とした店内。


よくある話かもしれませんが

リニューアルイベントが終わって

熱が冷めてしまったのでしょう。


つまり、リニューアル前の状態に

みごと戻ってしまったというわけです。


これは問題です。


リニューアルで多額の費用をかけ

割引セールをやってお客さんをたくさん

集めたとしても、、、


おそらく大した儲けにはなっていないはず。


いや、場合によっては赤字になって

いる可能性だって高いかもです。


私が相談をうけたある飲食店のオーナーさんは


「いや、一瞬でもお客様に来ていただけたので

 十分に宣伝効果はあったと思うのだが・・・」


このようにおっしゃっていました。


確かに、「宣伝効果」としては良かったでしょう。


大した儲けにならなくても、「宣伝広告費」として

割り切ることができればの話ですけれど・・・



◆もう一度来てくれるお客さんLOVE


つまり、単発でお店に来てくれるお客さんと

商品を買って、くり返し通ってくれるお客さんでは

明らかに「違う」ということなのです。


リニューアルキャンペーンに来てくれた

お客さんの全てが、リピーターになって

くれることは、まずあり得ないでしょう。


では、そのとき来てくれたお客さんに

どうやってまた来店していただくか?


つまり、、、


再びお店に来てくれるお客さん(リピーター)を

いかに確保していく仕組みを持つか?


それが大切なのです。


あえて誤解を恐れずに言います。


私は、このリピーターこそ「真のお客さん」

だととらえています。


そして、、、


お店にとって最も大切なお客さんでもあります。


お客さんでいっぱいの繁盛店も

「リピーター第一」と考え

リピーターを何より大事にしています。


そのようなお店の気持ちを感じとったリピーターが

さらにお店に来てくれるし、勝手に宣伝してくれます。


繁盛店には、こんな好循環が働いています。


では、、、


このようなリピーターを増やすには

どうしたらいいのでしょうか?



◆リピーターを増やすために必要な2つの力


「愛は地球を救う」前に

あなたのお店も救います。


というのは、、、


あなたのお店にリピーターを増やすためには

1人の力ではなかなか難しいというのが現実です。


お店のスタッフはもちろん、お店に来て下さる

お客さんの力や協力が必要です。


つまり、、、


スタッフには一度来たお客さんが

いかにしてリピーターになっていただけるかを

考えてもらうことです。


そして、


お客さんには、「この店にまた来たい」

という気持ちを持っていただくことです。


ようするに


「お店とお客さんが相思相愛の恋愛関係になる」

一言でいうと、こういうことなのです。

 お客と愛人関係をもつお店の話


ただこれも、精神論的なことを

いくらスタッフに言っても無駄です。


よく、毎朝の朝礼で、、、


「またのご来店をお待ちしております」と声掛けしろ

であるとか、「笑顔でお見送り」をしなくてはならない

的な話をしても説得力がないのです。


決してそれが悪いことだと言っているのではなく・・・


スタッフにしてみれば「また同じことを・・・」と

なってしまうということなのです。


これはあくまでも「接客」の基本であって

リピーターを増やすこととは違うのです。


もちろん、


接客の基本ができていないと、お客さんは

その店を敬遠してしまいがちになります。


これはスタートする前からマイナスですから

十分に注意してください。


話が少しそれましたが、、、


スタッフには精神論や接客の話をするのではなく

それとは別に、お店にリピーターを増やすために

必要なこと、考え方、企画などを考えてもらうのです。


同時に、


お客さんには、またあなたのお店に来たくなる

キッカケを与えていかなくてはなりません。


すでに、ポスティングや折込のチラシなどは

一過性の効果で終わる確率が高いということが

わかっています。


そのキッカケとして

「ケータイメール」が

役にたちます。


今までもお伝えした通り、、、


誰でも簡単にできて効果が出やすいため

スタッフもやる気になってとり組んでくれます。



~今日の格言~

・ やる気のないプロより、やる気のある見習いの方が価値がある
・ 「すみません」ではなく、「ありがとう」を使う
・ 相手の喜びを、自分の喜びと感じる事の大切さが利益













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Posted by 牧野さん at 19:27│Comments(0)繁盛店への道
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