2012年02月25日

あの刺激をずっと感じさせる方法


前回までで、【会員限定テク】を伝えてきたが

これが、ケータイメール販促術のベースとなる。


いかに、会員のお客さんだけに得をしてもらって

お店を好きになってもらうかが、リピーター作りの

「秘訣その1」だからだ。


  あの刺激をずっと感じさせる方法

じゃあ、実際にケータイメールで【会員限定テク】を

存分に活かすにはどうしたらいいかってことを話そう。



◆「お得感」を刺激する


会員のお客さんだけに、お得感を感じてもらえる、

最も強力で簡単な方法の1つが、【割引メールテク】だ。


「メールを見せていただければ、『300円オフ!』します」


というアレだ。


会員のお客さんの「お得感」をダイレクトに刺激する

ことができるので、集客の効果もバツグンの手法と言える。


言ってみれば、お客さんを即座に呼び寄せる

「集客メール」ってこと。


そのためか、すでに違う媒体などを使って、

この「割引テク」を活用しているお店もきっと多いと思う。


安いのが「当たり前」になったこのご時世でも、

ケータイメール販促術を駆使することで

【割引メールテク】はシンプルなんだが、それゆえ、

すぐに効果の出る強力な販促方法だといえるのだ。

  あの刺激をずっと感じさせる方法



◆【割引メールテク】の落とし穴


「とはいっても、割引で効果が出るのは最初だけじゃね!?」

「どうせ、割引で集めたお客じゃ続かないだろうし…」

そんなことをあなたは思っているだろう。


たしかに、割引ってのは効果が大きい反面

持続性に欠けるというデメリットもある。


さらに、割引だけで集めたお客さんは長続きしづらいし、

リピーターにもなりにくい。


なぜだと思う?


これは、前にも話したことがある。


そう、お客さんは飽きてしまうってことだ。


これは、眠気覚ましに飲む「濃いめのブラックコーヒー」を

イメージしてくれればわかると思う。


カフェインのたっぷり効いたコーヒーは、

たまに飲むと眠気を吹き飛ばすことができるが、

毎日飲んでいると、そのうち慣れてしまって

効果が出なくなってしまう。


結果、、、


濃いめのコーヒーを飲んでも眠くなってしまう

ということ。感覚がマヒするようなものだ。

(身体には悪そうな例えだったな)


「割引メール」もまったく同じ。


最初は「安い!」とお得感を感じていても、

毎日同じ内容だと、お客さんは慣れてしまう

ということだ。


じゃあ、お客さんに飽きられないためには

どうしたらいいのかってことになる。


それは…



◆割引を「スペシャル」にする方法


たしかに、何度も同じ内容の割引メールを送っていては

「特別感」もなくなり、あなたのお店の価値も下がる。


そーなると「また行こう」という気も失せるだろう。


そうならないためにも、割引メールはやみくもに

送ってはいけないのと同時に、どのくらいのペースで

送ればいいかをテストしながら行うのがベストだ。


なぜかと言うと、どのくらいのペースで割引メールを

送ると効果的か否かは、業態や店の性格によっても違うからだ。


あなたの店にとっての適切な「割引メール送信頻度」は

実際に試行錯誤するなかで、つかんでいくしかない。


まあ、そう言ってしまうと元も子もないか、、、


ということで、今回は、今すぐマネができる

とっておきの方法を教えることにする。


それは…


ズバリ、お客さんに「理由」を伝える


ただ「割引します」ではなくて、「なぜ割引するのか」

の理由をちゃんと伝えてあげるということだ。


 「今月誕生日のあなたへのプレゼントとして」

 「雨の日だから」(雨にも関わらず足を運んでくれるあなたのために)

 「今日は店のオーナーの結婚記念日だから」

 「清水エスパルスの祝勝割引!」

 「父の日」「母の日」「ひな祭り」「子どもの日」「七夕」「海の日」

  あの刺激をずっと感じさせる方法

という具合に、お客さんが納得できる「理由」を用意する。


そうすれば、メール会員としてのプレミア感を損なうことなく

割引サービスを提供していくことができるのだ。


この理由付けがしっかりしていて、メール会員の価値を

下げることがなければ、もし、毎日「割引メール」を

送ったとしても問題はない。


大事なのは、なんの理由なしに「割引メール」を

乱発してはいけないということだ。


ちなみに、、、


大阪のある地区では昔から「阪神タイガース」の白星を

割引やキャンペーンの理由としている店が当たり前にある。


それどころか、


タイガースが勝った日に割引しないと「変人」扱いされ

普段の時でも、何も悪い商いはしていないにも関わらず

陰口をささやかれ、まともに商売ができなくなるといった有様だ。


このように、その地域性、お客の属性、年齢層、男女比など

いろいろな条件を考えて「理由」を見つけていくのも面白い。



~今日の格言~

□初回購入後、21日間に3回感動すると
 お客はその店のファンになる。


憧れの彼女と初デート。その女性と本気で付き合いたいなら、デート後
すぐに電話をするだろう。そして、2回目のデートの約束をする。
3回目に会うときには、思いがけないプレゼントを持っていくかもしれない。

このように、短期間で矢継ぎ早に行動することで、相手に好感を持って
もらうことができる。初回のデートのあと1~2ヶ月放っておいて、
3ヶ月後に電話をするだけなら、彼女はすぐにライバルに奪われてしまう。

お店がお客をファンにするメカニズムも同じである。





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Posted by 牧野さん at 12:28│Comments(0)10の集客術
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