2012年03月23日

お客さんが口コミしたくなる最強の方法


前回までに伝えてきたように

お客さんは、最終的には「人」につく

といってもいい。


そのため、、、


お客さんがお店のリピーターになるかどうかも

結局はそのお店にいる人が好きかどうかによる

ところが大だ。


そういう意味で、究極の囲い込み

と言える方法が一つある。



「部活」をつくる


学生時代には、様々な部活があったと思う。

   お客さんが口コミしたくなる最強の方法

サッカー部とか、ブラスバンド部、陸上部などなど。

その「部活」を、あなたのお店にも作ってしまえ

ってことだ。


決しておフザケで言っているのではない。


「部活」を作ることで、お客さんを

お店の仲間として「巻き込む」ことができるからだ。


実際に、福岡県で「部活」を作って

成功している店があるので紹介しよう。


この店は、ケバブというトルコ料理で

肉を焼いてサンドで売っている。

   お客さんが口コミしたくなる最強の方法

移動販売ということで、アツアツのケバブサンドを

多くのお客さんに届けるために、各地で営業して

いるわけだ。


で、このお店、お客さんに学生が多い。


そこで、メール会員を「ケバ部」部員

という形で募集している。


さらに、会員 (部員) には、「ケバ部バッジ」

という部員限定のレアバッジをプレゼントしている。


また、そこの店長さんは自ら「ケバ部部長」と名乗り

お客さんとの関係を、「部長」と「部員」のソレに

してしまっているという。


もちろん、そんな店はめったにないだろう。


しかも、お客さんは「自分は【ケバ部】の部員なんだ」

という自覚があり、お店に対する想い入れまである

わけだから、面白がって「ケバ部」の存在や「ケバ部バッジ」を

周りにいる学生に話したり自慢するわけ。


つまり、お店のことを勝手に「口コミ」してくれるのだ


こちらが頼まなくても、お客さんが自発的に

お店の宣伝をしてくれるってこと。


それがキッカケで、お店の知名度はうなぎのぼり。


いまでは行列ができる人気店になっているという。



◆「趣味」を活かせ


「いやー、部活かぁ、いいとは思うけどハードルが高いなぁ」

「ウチの店とは形態も勝手も違うからなぁ…」


そんなあなたにもすぐにできるのが

自分の「趣味」を活かすことだ。


趣味ってのは、あなたの人柄がもっとも表れる。


その「趣味」をケータイメール通じてアピールし

お客さんを「巻き込む」のだ。


あなたの趣味を受け入れてくれる人は

もちろんお店のリピーターになってくれる確率は高い。


逆に言うと、、、


そのような取り組みに反感を持つ人は

自然とあなたの店から離れていくだろう。


ただ、そのように

あなたのお店から離れていくお客さんは

ほっといてもいずれいなくなる。



そんな彼らに時間をかけるよりも

いつもあなたのお店をごひいきにしてくれている

常連さんにこそ時間を使うべきなんだ。



~本日の格言~

経営者のパーソナリティがビジネスモデルに
 反映されたとき、そのビジネスは最も安定する


事業とは、それに関わる人間が、いろんな問題にぶつかりながら
自分自身の才能に気付くプロセスである。だから事業は、その
責任者自身の姿を反映していない限り、問題が起こりづけること
になる。







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Posted by 牧野さん at 12:40│Comments(0)10の集客術
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